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こけし発祥の地から
江戸時代の終わり頃、東北地方の山深い温泉地で、湯治客の心を癒すおみやげとして作られたのが始まりとされるこけし。
温泉地を中心に広まり、現在では産地や特徴の異なる11系統(津軽系、南部系、木地山系、鳴子系、作並系、遠刈田系、弥治郎系、肘折系、山形系、蔵王高湯系、土湯系)が伝えられています。
特に宮城県大崎市の鳴子、宮城県蔵王町の遠刈田、福島県福島市の土湯は、「日本三大こけし」と呼ばれる伝統こけしの名産地。
中でも宮城県の南部、蔵王連峰の麓に広がる蔵王町遠刈田温泉郷は、現在確認されている中で最も古い「こけし」に関する記述が残ることから、こけし発祥の地とされる地域です。
今日も大小デザインも様々なこけしが作られ、出会う人の心をほっこり癒しています。
風土が息づく、愛らしい陶磁器
遠刈田温泉郷に工房を構える『陶アトリエ花*花』は、蔵王の欅、桜、林檎、楢などを素材に用いたオリジナルの陶磁器を作る窯元。
「大きいこけしボウル」は、地域伝統のかわいらしいこけしを一点一点丁寧に描いた器です。
小どんぶりやサラダ用としても、とても使い勝手の良い形とサイズ。
穏やかでやさしい表情からは、雄大な自然と四季折々の美しい景色、そして、優れた効能を持つ名湯で多くの湯治客を癒してきた、蔵王らしさが伝わってくるようです。
心を癒す日用品としてのこけしとの、新しい暮らしをお楽しみください!
大きいこけしボウル ヒマワリ
■サイズ
サイズ12.5×高さ7cm
■素材
陶磁器
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