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特集|地域の祭りと、受け継ぐひとたち
日本一の巨大城郭灯籠「天空の不夜城」がみんなの祭りになるまで
天空の不夜城〘秋田県能代市〙
八月初旬、秋田県北西部に位置する能代市では七夕行事が幕を開ける。「役七夕」や「こども七夕」といった歴史ある祭りとともに、まちの祭りシーンを盛り上げているのが、2013年に運行を開始した「天空の不夜城」(毎年8月2日・3日開催)だ。
今回は、「天空の不夜城」の立ち上げ時から制作を担ってきた職人・小嶋将さん(天空の不夜城協議会事務局製作責任者)を中心に、佐藤肇治 さん(商工会議所会頭)、小川均さん(天空の不夜城協議会事務局)、渡邉耕佑さん(役七夕関係者)にお話をうかがいました。
まちをあげて「よさこい移住」を全力で応援
よさこい移住応援隊〘高知県高知市〙
高知で生まれ、今では日本全国に広がっているよさこい祭り。「よさこい発祥の地で踊りたい」と高知を訪れる人も多く、関係人口の創出、さらには移住・定住にも繋がっている。高知市ではこの流れを後押しするため、2015年度に「高知市よさこい移住プロジェクト」を立ち上げ、移住希望者のサポートを開始。プロジェクトを担う市の担当者と「よさこい移住応援隊」の人たちをレポートしました。
口伝で灯され続けてきた祭りの風景、その物語
吉田の火祭り〘山梨県富士吉田市〙
夕刻の空に巨大な松明の列が赤々と燃え、その背景には美しい富士のシルエットが浮かび上がる。真っ赤な山型の神輿が、地面に雄々しく叩きつけられる。
山梨県富士吉田市の「吉田の火祭り」は、日本三奇祭にも数えられるダイナミックな祭り。しかし目を奪うキャッチーさとは裏腹に、多くのしきたりを守りながら地元で粛々と引き継がれてきた厳格な祭事でもある。四百年以上にもわたる古からのバトンを引き継ぎ、それぞれの役割を全うする住民たち。今もなお現地で紡がれる物語に迫ります。
町中が歌舞伎の舞台に。移動式の野外芸術
山あげ祭〘栃木県那須烏山市〙
「日本一の野外劇」とも称される祭りがある。それが、栃木県那須烏山市の『山あげ祭』。山水などを描いた複数の巨大な舞台装置を短時間で設置し、歌舞伎舞踊を披露しながら華やかな演出を次々と繰り出していく。終演すると速やかに舞台をばらし、次の公演場所で再設営して開演するという流れを三日間繰り返す。そんな祭りの中核を担うのは、地元の若衆たち。開催日は毎年、七月第四土曜日を含む金土日。本番を前に、熱気溢れる現地を取材しました。
「なり」を身につけ一人前に、祭りがつなぐ地域のルール
品川宿の祭り〘東京都品川区〙
祭りでその名を全国的に知られる街は、日本全国に数多ある。しかし、これほどまでに一年を通して日常の風景として祭りが生活に組み込まれ、人間関係までも培われてきた土地は、めずらしいのではないか。祭り無くして、この街なし。そう思わせるのが、東京・品川宿。市民による市民のためのまつりごとが、いかに円滑に行われ、時代の変化にも耐えて次世代に受け継がれていくのか。当事者や関係者への取材で見えてきたのは、未来に繋がるまちづくり・コミュニティづくりのヒントだった。
日本へ、世界へ。
三陸で花火に魅せられた男の挑戦
FIREWORKS株式会社〘岩手県陸前高田市〙
2020年に始まった「三陸花火」。岩手県陸前高田市で、春と秋に1万5千発以上の花火が打ち上がり、観客の心を震わせる。仕掛け人は、同市に拠点を置く「FIREWORKS 株式会社」。その名の通り、花火大会のプロだ。今回はCEOの浅間勝洋さんを始めとするチームの皆さんにお話をうかがいました。
第2特集|音楽が拓く〝現代の祭り〞の可能性
識者企画 八木良太
音楽フェスのある街はきっとこれからもっと面白くなる
鹿児島県南九州市|GOOD NEIGHBORS JAMBOREE
たった一日の「森の文化祭」がみんなの364日を変えるまでの物語
長野県松本市|りんご音楽祭
僕が辿り着いた最高の街「松本」で仲間たちとのパーティーは続いていく
石川県加賀市|加賀温泉郷フェス
非日常を楽しむ温泉フェス、歴史ある温泉地の熱き挑戦
地域おこし協力隊レポート 北海道上士幌町 辻彩香
愛着ある土地で〝場をつくる〞民間から自治体の中に入ることで見えてきたもの
連載ほか
これからの官民連携
日本全体が一つのパビリオン? 皆でつくる新しい「万博」のかたち。
TURNSプラットフォーム 説明会レポート
TURNS が考えるこれからの「地域×企業」の可能性
地域から世界を変える、グローカルリーダーに
Green Business Producers が第二期生を募集!
わたしも「ターンズ」になりました
小松理虔の晴天の霹靂 第24話
心の第二拠点をご贔屓に
素晴らしきローカル土産
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